木乃丸院窯について

木乃丸院窯の特徴はカラーバリエーションの豊富さと多彩なデザインにあります。それは個人の陶芸作家としてではなく、工房というスタイルをとることで実現することができました。　
複数の人との共同作業によって多彩な色やデザイン、さらにニーズに応じた細かいサイズバリエーションのある器を数多く世に送り出しています。
また、豊富なカラーバリエーションの中でもことさら藍色【呉須】は他ではあまりみることのできない重厚で深みのある美しい色合いで木乃丸院窯の代名詞ともなっています。
そしてこの藍色に桜の文様をつけた「小桜文」をあしらった器もまた木乃丸院窯の代表的なシリーズとなっています。
現在は嘉麻の地で一人、「一作家」としての作陶に励む傍ら、工房時代の作品も作り続けています。